おすすめヒップホップを歴代の【グラミー賞】で振り返る!
2018/01/05

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2018年1月28日(現地時間)にニューヨーク州ニューヨーク市のマディソン・スクエア・ガーデンにて授賞式が行われる第60回グラミー賞(The 60th Annual Grammy Awards)。
先月、ノミネート受賞作品が発表されました♪
誰が、どの曲が最優秀賞を獲るのか気になるところですが、今回は歴代の最優秀ラップ楽曲部門について、フューチャーしてみたいと思います♪
Contents
- 2018年のグラミー賞について
- 歴代の最優秀ラップ楽曲賞は??
- 2004年 / Eminem(エミネム)「Lose Yourself」
- 2005年 / Kanye West(カニエ・ウェスト)「Jesus Walks」
- 2006年 / Kanye West(カニエ・ウェスト)「Diamonds From Sierra Leone」
- 2007年 / Ludacris ft. Pharrell(リュダクリス ft. ファレル)「Money Maker」
- 2008年 / Kanye West ft. T-Pain(カニエ・ウェスト ft. T・ペイン)「Good Life」
- 2009年 / Lil Wayne ft. Static Major(リル・ウェイン ft. スタティック・メジャー)「Lollipop」
- 2010年 / Jay-Z ft. Rihanna & Kanye West(ジェイ・Z ft. リアーナ & カニエ・ウェスト)「Run This Town」
- 2011年 / Jay-Z ft. Alicia Keys(ジェイ・Z ft. アリシア・キース)「Empire State Of Mind」
- 2012年 / Kanye West ft. Rihanna, Kid Cudi(カニエ・ウェスト ft. リアーナ、キッド・カディ)「All Of The Lights」
- 2013年 / Jay-Z & Kanye West(ジェイ・Z & カニエ・ウェスト)「Ni**as In Paris」
- 2014年 / Macklemore & Ryan Lewis ft. Wanz(マックルモア & ライアン・ルイス ft. ワンツ)「Thrift Shop」
- 2015年 / Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)「i」
- 2016年 / Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)「Alright」
- 2017年 / Drake(ドレイク)「Hotline Bling」
- ちなみに、2018年ノミネートは??
- まとめ
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2018年のグラミー賞について
さてさて、みなさんお気づきでしょうか。。。
今年は、Jay Z(ジェイ・Z)が主要3部門を含む最多8ノミネートを獲得。
続いて、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が7部門、Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)が6部門で候補に挙がっています。
主要4部門で、ブラックミュージシャンがほとんどを占めているんですね♪
以前より、若い世代からHipHopやR&Bを正当に評価していないと批判されていた同賞。
この件をきっかけに切望されていたルール変更や新たな委員会の設立などの改革に乗り出し、インターネット投票の導入など、今年になってようやくその成果が現れてきたようです。
合わせてこちらの記事もどうぞ♪
歴代の最優秀ラップ楽曲賞は??
1959年から始まった同賞ですが、1989年にグラミーに『最優秀ラップパフォーマンス賞』が新設。
『最優秀ラップソング賞』は、2004年から創設された部門です。
最近の(アラフォー世代にとっては、2000年初めは”最近”です!!笑)HipHopを、この賞の歴代受賞曲で辿って紹介♪
では、いきまーす!!
2004年 / Eminem(エミネム)「Lose Yourself」
2002年公開された映画「8 Mile」の主演で、日本でも一躍有名になったエミネム。
「Lose Yourself」は、この映画の主題歌になっています。
彼は、21世紀最初の10年間(2001年~2010年)で、世界一のアルバム・セールス記録していて、”ビッグ・モンスター・ラッパー”と言われています^^
2005年 / Kanye West(カニエ・ウェスト)「Jesus Walks」
デビュー・アルバム『The College Dropout』から4曲目のシングル。この曲は主にARC Choirの”Walk with Me”のサンプリングを下敷きに作られた楽曲です。
いまだにライブでも人気の高い曲となっています♪
グラミー賞で、最優秀ラップソング賞を受賞していますが、Rolling Stone誌は2000年代のベストソングの19位にこの曲を選出した他、NMEが2011年に発表した「過去15年間のベストソング150曲」のリストで69位に選出されたり、Pitchforkの2000年代のベストソングの123位にも選出されています。
2006年 / Kanye West(カニエ・ウェスト)「Diamonds From Sierra Leone」
2ndアルバム『Late Registration』からの先行シングル曲「Diamonds From Sierra Leone」。
Shirley Bassey(シャーリー・バッシー)による映画007の主題歌「Diamond are Forever」を大胆にサンプリングした曲です。
2007年 / Ludacris ft. Pharrell(リュダクリス ft. ファレル)「Money Maker」
リュダクリスの2006年発売アルバム 『Release Therapy』収録曲です。
この時代、こういう曲調めっちゃ流行ってましたよね♪
リュダクリスとファレルの掛け合いが、とてもオシャレでキャッチーに仕上がってます^^
プロデュースはThe Neptunes(ザ・ネプチューンズ)。
2008年 / Kanye West ft. T-Pain(カニエ・ウェスト ft. T・ペイン)「Good Life」
カニエ・ウェストの3枚目のアルバム『Graduation』からの1曲です。
当時、全米シングルチャート初登場3位。
ちなみにこのミュージック・ビデオでの後半部分ではマイケル・ジャクソンも一瞬出てくるので、要チェックです!!
2009年 / Lil Wayne ft. Static Major(リル・ウェイン ft. スタティック・メジャー)「Lollipop」
リル・ウェインの6枚目のアルバム『Tha Carter III』からのシングル。
アメリカのシングルチャート(Billboard Hot 100)第1位(5週)、R&B/Hip-Hopチャート(Hot R&B/Hip-Hop Songs)第1位、またイギリス、オーストラリア、カナダなど、世界各国のチャートを賑わせました。
2010年 / Jay-Z ft. Rihanna & Kanye West(ジェイ・Z ft. リアーナ & カニエ・ウェスト)「Run This Town」
ジェイ・Z、リアーナ、 カニエ・ウェスト、夢の共演です!
この年、米ローリング・ストーン誌が恒例の『Rolling Stone’s Best』を発表し、カニエ・ウェストが2010年の年間アルバム・ランキングと年間シングル・ランキングで共に1位を達成しました。
また、英タイム誌がこの曲が収録されているアルバムを2010年のトップ・アルバムに選出しています。
2011年 / Jay-Z ft. Alicia Keys(ジェイ・Z ft. アリシア・キース)「Empire State Of Mind」
この曲はジェイ・Zの11枚目のアルバム『The Blueprint 3』からの3rdシングルとしてリリースされました。
イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、イタリア、スウェーデンを含む幾つもの国のチャートでトップ10ヒットを記録しています。特にアメリカのBillboard Hot 100では5週連続で1位を記録。
また、ヴォーカルとしてフィーチャーされたアリシアは後に自身の4枚目のアルバム『Element Of Freedom』(2009年)のなかで「Empire State Of Mind (Part2) Broke Down」としてアンサーソングを歌いました。
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2012年 / Kanye West ft. Rihanna, Kid Cudi(カニエ・ウェスト ft. リアーナ、キッド・カディ)「All Of The Lights」
このミュージックビデオ。。。映画ですか、と言わんばかりのクオリティです!!
監督は、Hype Williams(ハイプ・ウィリアムス)。
目がチカチカするので、明るい所での鑑賞をオススメします^^
2013年 / Jay-Z & Kanye West(ジェイ・Z & カニエ・ウェスト)「Ni**as In Paris」
オシャレな2人の共演、カッコイイです♪ ビデオゲームのようなサウンドが特徴的。
プロデューサーのHit Boy(ヒット・ボーイ)によると、もともとPusha T(プシャ・T)にオファーしたものの、断られたそうな。。。
2014年 / Macklemore & Ryan Lewis ft. Wanz(マックルモア & ライアン・ルイス ft. ワンツ)「Thrift Shop」
インターネットやオンラインでの露出とライヴで着実にファン層を広げていった彼らは、自主レーベルから2012年10月にリリースしたアルバム『The Heist (ザ・ハイスト)』が全米アルバムチャートで初登場2位となり、一躍注目を集めました。
このアルバムからのシングルは、「Thrift Shop」だけでなく他にもヒットを飛ばした曲が多数収録されています♪
また、授賞式ではマドンナと共演パフォーマンスを行い、大きな話題となりました。
2015年 / Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)「i」
この年のグラミー賞では最多ノミネート(11ノミネート)、そして最多受賞アーティスト(5部門受賞)です♪
2016年 / Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)「Alright」
ケンドリックが、アフリカに行ったときにインスパイアされて書いた曲。
アルバム『To Pimp a Butterfly(トゥ・ピンプ・ア・バタフライ)』に収録されています。このアルバム、日本でiTunesで1位を獲ってますね^^
他のシングルカットされた曲もたくさん売れました♪
2017年 / Drake(ドレイク)「Hotline Bling」
近年、賛否両論上がるグラミーですが、ドレイクもこの年獲った賞について、こう話しています。
俺は「ラッパー」ではあるけど、「Hotline Bling」はラップソングではない。あれはポップソングだ。グラミーは多分俺が過去にラップをしていることと俺が黒人であることだけをみて、あの曲をラップカテゴリーに入れたんだ。
彼は、”ポップス”しての功績を残したく「Hotline Bling」をリリースしたにも関わらず、ラッパーがポップスをやっても功績が認められないことに疑問を感じていたようですね。
ちなみに、2018年ノミネートは??
ついでなんで、今回「最優秀ラップソング賞」にノミネートされた曲を紹介します^^
Cardi B(カーディ・B)「Bodak Yellow」
Danger Mouse ft. Run The Jewels & Big Boi(デンジャー・マウス ft.ラン・ザ・ジュエルズ&ビッグ・ボーイ)「Chase Me」
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)「HUMBLE.」
Rapsody(ラプソディ)「Sassy」
※動画ナカッタです、、、
Jay-Z(ジェイ・Z)「The Story Of O.J.」
まとめ
なんとなーーーくですが。。。
カニエ・ウェスト ⇒ ジェイ・Z ⇒ ケンドリック・ラマー。。。
で、聴き漁れば、2000年代のHipHopが分かるかな~
・・・なんて、思ったりしましたが。
違うよね?!、、、、いや、違くないんだけど、、、なんか、そうじゃない、、、
冒頭に書いた通り、「正当に評価されていない」っていうのは、こういうことなのか!!という、結果になってしまったワケですね。。。
他にも、もっと売れた曲がたくさんあるのですが。。。(;´▽`A“
上記に挙げた曲は、もちろん!間違ってナイです!!
ここから広げていくのも、音楽の醍醐味ですよねっ(・ω<)☆
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