「Let’s Get It Started」ライブの1曲目は必ずコレ!!

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「Let’s Get It Started(レッツ・ゲット・イット・スターテッド)」
【2003.8.20発売】
数々のライブをこなし本格再始動したBlack Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)ですが、そろそろアルバムも発売される頃だし(Will.i.amはサマソニ2017でアルバムの発売は”9月よりもあと、11月より前に発売する”と言ってました)、ツアーなんかも始まるのでは?と思い、今回の記事を書くに至りました。
まだ、BEPのライブに行ったことがない人や、もちろん行ったことがある人が、なんでこの曲がライブで1曲目なんだろ??という疑問を解消していただければ、と思います^^
Contents
コメント
3rdアルバム「Elephunk(エレファンク)」から、「Where Is The Love?」、「Hey Mama」、「Shut Up」に続き4枚目のシングルです。
アルバム収録曲は「Let’s Get Retarded」
が、しかし!!ここで注意!!
アルバム収録曲は「Let’s Get Retarded(レッツ・ゲット・リターテッド)」なのです。
なぜ、シングルカットされた際に「Let’s Get It Started(レッツ・ゲット・イット・スターテッド)」になったかというと。。。
”retarted”に差別的な意味が含まれているからではないかと思われます。(こちらの意味については、後半で説明します)
「Let’s Get It Started」の歌詞冒頭は、下記の歌い出しから、ウィルのソロパートに繋がります。
このソロの歌い出しに注目してください。
【Fergie(ファーギー)】
Let’s Get It Started, in here…
(始めよう!今ここで)
【Apl.de.ap(アップル・デ・アップ)&Fergie(ファーギー)】
And the base keep runnin’ runnin’, and runnin’ runnin’, and runnin’ runnin’, and runnin’ runnin’, and。。。。。。
(ベースはまだ止まない、鳴りつづける。。。。。)
【Will.i.am(ウィル・アイ・アム)】
In this context, there’s no disrespect。。。。。
(この曲に差別的意味はない。。。。)
↑コレです、これ!!
シングルカットされた方の曲は、タイトルと最初の方のフレーズが変わっているんです!!
NBAプレイオフ・ゲームのCM曲
また、もともと3rdアルバム発表後のツアーで1、2を争う盛り上がり曲だったこの曲。
ファンからの熱い支持もありシングルカットとなったのですが、さらにNBAプレイオフ・ゲームのCMに起用された曲となりました。
「Let’s Get It Started」が収録されているアルバムは?
「2005 Grammy Nominees」と「Hot Joints, Vol. 2」、この2枚のオムニバスに収録されています。
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「Let’s Get It Started」の意味、和訳
それでは、タイトル「Let’s Get It Started」の意味について解説します^^
文法的になにも考えないで訳してみると、”Let’s start”=始めよう!と一緒なのでは??と、思いがちですが、”get it”が含まれることによって、何やらありそうな予感。。。
単純に”Let’s start”+”get it”=それを手に入れてから始めよう!。。。じゃナイのです!!
「Let’s 動詞」は、「~しよう」と、自分以外の人に呼びかける表現なのは、みなさんご存じかと思います。
ここでは、”start”に注目してみてください!!
下記は、”start”を中心に無理やり直訳した文章です。
①Let’s start.(始めよう)
② Let’s start it.(それを始めよう)
③ Let’s get started.(始まる状態に移ろう)
④ Let’s get it started.(それが始まる状態に移ろう)
①は、”start”が単独で使われると少し不自然な印象があり、ふつうは「Let’s start over.」(再出発しよう)のように言葉を補います。もしくは、直訳に近づけるなら「Let’s begin.」が妥当ではないかと思われます。
③と④の”get”は、『始まる→始まる状態に移る』という”変化”を示します。
②、③、④は、どれも漠然と「何かを始めよう」で、同じ意味ですが、下にいくほど(文が長くなるほど)会話っぽくなっています。
また、タイトルである④は、パーティーで使うなら「さあ、みんなで盛りあがろう!」という含みも出せます。
まとめ
もともと、3rdアルバム「Elephunk(エレファンク)」に収録されたバージョンでは、「Let’s Get Retarded」という曲名でしたが、これは、「アゲていこう(盛りあがろう)」いたいなスラングに相当します。
本来、”retarded”という単語は、一般的に知能的な障害を指す軽蔑語のため、NBAプレイオフ・ゲームのCMに起用される際にこの曲のタイトルを変えたという経緯です。
ということで、題名の意味を考えると、なぜこの「Let’s Get It Started」がライブの1曲目で歌われるか、分かる内容になったと思いますが、いかがでしたか?
ライブで1曲目に選ばれるだけあって、とても盛り上がる曲です。
冒頭の”runnin’ runnin’, and runnin’ runnin’。。。。。”のところがひたすら続き、観客を煽るのですが、めちゃくちゃかっこいいです。
是非、BEPのライブに行って確かめてくれたら、嬉しいです^^
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